「しょうわ」の明日を担う職員育成プロジェクト
平成19年4月に新棟がオープンし、デイケア定員200名、ショートステイ・入所定員124名となりました。そのため職員数も増加し、常勤・非常勤職員合わせて300名を超えています。新しく入職した職員には必ずトレーナー職員がついて業務指導を行いますが、このトレーナー職員の能力レベルが一定ではないことが、施設としてクリアしなくてはならない課題でした。
そこで、トレーナー職員の育成を目的としたプロジェクトを立ち上げ、19年度の年間を通して、プロジェクトリーダーからトレーナー職員に、トレーナー職員から新人職員に一定レベルで業務指導を行えるよう活動を開始しましたので、ご紹介いたします。
【目的】
「しょうわ」介護職員の「援助の質の底上げ」を徹底するために育成を行い、施設援助の技術の向上を図ることを目標とします。また、既存の職員や今後入職してくる職員のために、中心となって職員育成を行っていけるようにしたいと考えています。運用の立ち上げとして、期間は平成19年度内と考え実施していきます。
【活動計画内容】

- まずはプロジェクトリーダー2名がさまざまな専門職職員から援助技術の原理原則を学びます。その「学び」を基にご利用者様に安楽を与える援助を現トレーナー職員または今後トレーナーになる予定の職員から選抜された10名のメンバーを2つのグループに分けて(以下メンバーと明記)指導し、理解の有無を確認します。その後、各メンバーが所属する部署の他職員を数チームに分け、チームごとに実地指導を行い、スキルの標準化を図ります。
- 活動内容としては、法人が設定した職務等級(能力に応じて求められる仕事の役割と責務によって等級分けされている制度です)で求められていることをきちんと実施するために「介護技術の原理原則の学び」、「ケアプランの適切なプランニングの技術向上」、「社会人としての姿勢、責任制の指導」の3つの指導を実施し、介護職員の質の底上げを図っていきます。
- プロジェクトを運営するにあたり、プロジェクトリーダーの役割としては、「メンバーの指導育成およびその評価を行い、メンバーグループの評価を行う」。メンバーの役割としては、「チームの指導育成およびその評価を行う」。
- 指導方法として、月に1回講義の開催と現場での実地評価をし指導育成に努める。
【活動目標】
1. 介護技術
一つひとつのADLを安楽な原理原則法を用いてその方法を理解しながら、援助および指導が実施できる。
2. ケアプラン
情報収集からご利用者様に合わせたケアプランが作成でき、援助および指導ができる。
3. 社会適応性
一般社会において通用する社会人の育成。法人が設定した職務等級ランク”C-2”の「求められる態度と行動」に基づき、講義ごとに自己評価を提出。毎月1回各課課長が評価を行う。
4. 各課チーム指導
職員全体に介護技術の原理原則を周知させ技術の標準化を図る。介護職員として勤務している資格取得者でも、日々の業務に押され一つひとつの援助に意味があることを忘れてしまいがちである。そのためご利用者様にとっては押し付けの援助となり、苦痛を与えている可能性が考えられる。そのような苦痛を排除し、すべての職員が個人に合わせた援助を行えるよう原理原則を講義し、また実施指導でその評価を行い、理解しながら援助にあたっているか判断し、合格するまで指導を続けることをする。
*順次行われる予定の講義は、「施設内研修」でご紹介していきます。